「リリアム ワン®」発売

2023年3月1日

リリアム大塚は、3月1日より日本市場において、革新的な膀胱内尿量測定器「リリアム ワン®」(一般的名称:膀胱用超音波画像診断装置)の発売を開始しました。

医療機器販売業者を株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:小笠原 信一)として独占的に販売し、全国の医療機関で取り扱いいただけます。

これまでリリアム大塚では、Aモード超音波を用いた尿量測定に特化した技術開発を進めてまいりましたが、「リリアム ワン®」の開発成功により、飛躍的に操作性が向上しました。

これにより、ユーザーの求めるニーズに合致した商品として成熟度が高まり、グローバル市場においても残尿測定における破壊的イノベーションを体現した技術と位置付けられるような商品であると確信しております。

リリアム大塚は、世界の人々の排泄自立に貢献するため、大塚にしかできないユニークな製品開発を進め、今後とも大塚グループの企業理念 “Otsuka-people creating new products for better health worldwide”のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

※破壊的イノベーションとは、クレイトン・クリステンセン氏(1952-2020)らによって開発されたビジネス理論であり、既存の市場の底辺に入り、ユーザーの求めるニーズにマッチした製品を提供することで、最終的に市場をリードする確立された企業や製品に取って代わるイノベーションであるとされます。参考文献:Clayton M. Christensen, et al., “Disruptive Innovation: An Intellectual History and Directions for Future Research.” Journal of Management Studies, Vol 55, Issue 7, pp.1025-1322 (2018)