新しい膀胱用超音波画像診断装置「リリアム ワン®」2023年3月に国内発売開始

2022年12月12日

リリアム大塚は、2015年の「リリアム®α-200」の上市以来、「リリアム®IP200」を医療機器として製造販売しておりますが、これまでのAモード超音波技術の開発ノウハウを活かし、新たな膀胱内尿量測定器「リリアム ワン®」(一般的名称:膀胱用超音波画像診断装置)を開発しました。

販売時期は、2023年3月を予定しており、株式会社大塚製薬工場(本社:徳島県鳴門市、代表取締役社長:小笠原 信一)が国内で独占的に販売いたします。

「リリアム®IP200」では、膀胱内尿量の連続測定(モニタリング)と単回測定機能がありますが、「リリアム ワン®」では、単回測定に特化した製品として2019年より開発を進めてまいりました。当社従来製品に比べて超音波センサーの数を増やすことにより、正中線上で恥骨結合部直上に置くことで膀胱全体をとらえ、約5秒で測定が完了します。

デザイン性

  • ・1つのボタンで簡便で高い操作性を実現
  • ・本体とプローブを一体化し手のひらサイズの小型化を実現
  • ・プローブ部の左右対称な形状により、患者さんの両側からのアプローチが可能

機能性

  • ・膀胱の位置を把握可能な「〇状」のアイコンにより直感的な位置決め操作が可能
  • ・視認性の良い有機ELディスプレイにタッチパネルを採用し測定履歴の管理が可能
  • ・無線給電の専用充電器が付属し、電池交換が不要

リリアム大塚は、世界の人々の排泄自立に貢献するため、大塚にしかできないユニークな製品開発を進め、今後とも大塚グループの企業理念 “Otsuka-people creating new products for better health worldwide”のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

販売名(一般的名称) リリアム ワン®(膀胱用超音波画像診断装置)
型式 USM300
医療機器認証番号 303ADBZX00050000
クラス分類・医療機器の種類 管理医療機器(クラスⅡ)・ 特定保守管理医療機器
製造販売業者 株式会社リリアム大塚
販売業者 株式会社大塚製薬工場
サイズ・重量 77.9㎜(幅)×124.0㎜(高さ)×24.4㎜(奥行)・182g(本体のみ)